宅配の鬼…

ウチの店に問屋から配送に来るおにいちゃん。吉本新喜劇の「小籔千豊」によく似ているのであだ名は「小籔(コヤブ)」。
まさに今日、結構面白い話をしてくれました。
納品の量が結構多く(ダンボールで63ケース。確実に過積載)て、よその荷物をいったん、軽トラからおろして納品してくれてました。
そのよその荷物ってのが120㎝×70㎝くらいのかなり厚手の紙袋。
気になったんで「これ何?」って聞いたところ、ドッグフードという事でした。
割と近所に犬専用の浴場があるらしく、そこに納品するとのコト。
「色んなモノ、運んでるんッスね」て言うと、小藪氏いわく「人間以外なら何でも」とのコトでした。
「は?人間以外?」と思って話を聞くと、ある日の納品で割と小さい箱の納品があって、箱の大きさも30㎝角くらい。
軽トラに荷物を積むときから中から不思議な音が鳴り続けていて、音と軽さで「目覚まし時計が鳴り続けている」と判断したらしいです。
でも何かカサカサとした音もするし、やたら軽すぎるし、不思議な音も不定期すぎるから、お届け先の方に失礼を承知で中身を聞いたらしいです。
回答は「鳩やで」の一言。
宅配で「鳩」って聞いたことあります?自分的にはかなりのカルチャーショックでした。
予想をはるかに上回る答えに「あなたには人間以外何でも運んだコトがあると言う資格がある」と心の中で褒めてあげました。でも、仮に自分が宅配の仕事をしているとして、「鳩」は運びたくない商品のBest10に入ると思いませんか?
正直、私は生物は運びたくないです…。