文章力は書かなければ低下する…

本日放送のプリキュア5見ました。
5人の主人公の一人が小説家になる夢を諦めそうになるストーリー。
少し感慨深いものでした。かなり過去の自分に重なるものがありました。
自分自身も中学生から高校生にかけて約320ページの長編小説を書いたことがあります。しかも未完で未だに続きを書いてみたい衝動にもかられます。しかも頭の中には続編と准続編があったりします。
初めて書いたものは、ワープロ打ちで約120ページ。その後新しいワープロ(1ページ目から書き直しで新解釈、新エピソード追加)で320ページまで書き進めたのですが、途中で途切れてしまいました。
ストーリー自体は頭の中で完結しているのですが、こう実際に文章として書き始めると、納得がいかなかったり、つまづいたり、案外すんなりと進みません。
ましてその時によく読んでいた作家さんの影響をモロ受けです(苦笑)。
菊地秀行(吸血鬼ハンターD)さんであったり、富野由悠季(機動戦士ガンダム)さんであったり。
最初にストーリーの大筋を決めていても、後からこの設定を足してみたいとか、このエピソードを加えてみたいとか変な欲も出てきたりで、パソコンを入手してwordで原稿を純粋に書き直してみても、表現が幼稚に感じられ一部書き直しが大幅に書き直してみたり、その時影響を受けた作家さんの表現が気に入らなかったり、それでも読み直すと前の方が良かったり…。
小説を書くと言う事は非常に難しいコトで、読んだ人間にも少なからず影響を与えるものです。良くも悪くもです。まして人の価値観なんてものは日ごとに変わり、昨日感情移入できた主人公も、今日は85%しか感情移入できないそんなコトは日常茶飯事です。それを友人や他人に読ませても良いものかと考えます。
最近、特にこの10年ほどまともに小説という物を読んでいません。ほとんどがインターネットを介したものか、新聞、漫画くらいです。最近(熟成された)活字に飢えています。
文章力は読まなければ衰えるし、書かなくても衰えます。特に書かない方は絶大です。昔はこんな表現ができたのに、今日書いたモノは圧倒的に躍動感が欠ける。てな感じです。
子育てを理由に放棄するのは簡単ですが、最近かなり心に引っ掛かっています。今日のプリキュア5で火が着いたのは中々のネタになりそうなのですが…。
このブログを利用して、かつて見果てた夢をもう一度追いかける。一項目ずつゆっくりアップで最後まで完結。そんな利用法もアリかな?とか真剣に考える今日この頃でした(も一度苦笑)。
あれ?気が付けば今までで一番長い日記になってるかも(さらに苦笑)?