原発再稼動にかなりの挑発文です。

またしてもかなり久々の更新となってしまいました(汗)
気がつけば半年もの時間が経過していた模様(苦笑)。
ちなみに画像は2010年11月のチョッパーの様子です。ヴェロッサの後部シートでドライブを楽しんでいる様子です。
そして今回、また原子力に対する苦情のアップです。
先日、原子力発電所の再稼動を認めない判決が出ました。
みなさんはどう受け取ったのでしょうか?
自分としてはあの判決は大英断に値すると思うのですが…。
メディアでも意見は別れているようですが、本当の所はどうなのでしょうか?
再稼動を容認する人って、結局全面的に大賛成じゃなくて、容認(やむなし)ですよね。
再稼動を反対する人(自分を含めて)って、絶対に反対ですよね。
世論の温度差もあるとは思いますが、結論が出てるように思います。
絶対賛成じゃなくて容認と、絶対反対の構図。これって答に近いと思います。
仮に再稼動を前提として、想定外の事態が起こらないの確証を提示してほしいと思うのは傲慢ですか?
おそらく、想定外の事態を100%起こりえないと言える人は、よほどの人(よほどの楽天家、もしくはバカ)でしょう。
想定外は、逆に100%ありえると思えと言う事だと思います。
その想定外が起こった時に、何が出来るのでしょうか?
非常に大変失礼ではありますが、福島第1原発がそれを証明してくれています。
あれだけの大惨事を教訓にすら活かさず再稼動。狂気の沙汰としか思えません。
狂気どころか、福島で被災された方々への冒涜にしか思えないのです。
あの震災で学ぶべきことは、自然の力は人間の想像を遥かに越えた力を持っている事。
竜巻が日本で発生する。しかも毎年のようにって、10年前に誰が想像できたのでしょう。
再稼動しなければ、電気代が高くなる。それはまぎれもない事実かもしれません。
でも、再稼動して、事故がおこれば、保証金、賠償金、廃炉のための費用が発生します。
本当に再稼動した方が、電気代が安くなる。誰が試算したのか、その根拠とともに実名を発表し、安くならなかった場合の損失をその方に補償して頂きたいと思います。
本当に思うのは、実際に原子力発電所で事故が起った場合、苦情を言っても仕方ない状況に、強制的に追い込まれてしまう事です。
例えば、再稼動を拒否された福井県大飯原発が、もし仮に再稼動されて事故を起こした場合、その放射線汚染の範囲は滋賀県にまで及ぶと思われます。
滋賀県が汚染されると言う事は、琵琶湖が汚染されると言う事です。
琵琶湖が汚染されたとしたら、関西の人間は水源を失うことになります。その地域に自分の肉親が住んでいたら、再稼動なんて当然認める訳にはいきません。
もし、自分が原子力発電所の再稼動を支持できるとすると、電気使用量の値上げ等では到底認められません。本当に認める時は、核分裂を瞬時に止める技術の確立、放射能の脅威を抑える技術の確立、放射性廃棄物の本当に安全な意味での処理が確立した時でしかありえません。
大飯原発の判決に対して、反対意見もっている人。未来、将来に対して何を思っているのか聞きたいです。
自分が納得できる3つの条件、それを持って反論でもしてほしい所です。
かなり挑発的になって申し訳ないですが、京阪神に住む自分としての本音です。
それでも、誰か、特に電力会社の人が反論に来てくれれば少し嬉しいかもです。
もし、自分の要求する条件をそろえて持って来てくれる人が存在すれば、福島の方々も安心して故郷に戻れるのかと思います。
そんな気持ちを無視しての再稼動、本当に心の底から許せますか?
この3つの要求が通らないにしても、福島の方々が1日でも早く故郷に戻れることを切にお祈り申し上げます。